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2010年1月

2010年1月29日 (金)

三寒四温

関東地方では昨日、今日と暖かい日が続いています。

通勤途中に見る梅の木にもだいぶ花が咲いてきて春が近づいていることを感じさせます。

ふと、昔習った三寒四温という言葉を思い出しました。確か朝鮮半島の春先の気候を表した言葉で、寒い日が3日続くと暖かい日が4日続くという意味で、だんだん春が近づいて来るということだったと思いますが、

それならば三寒四温の後に二寒五温とか一寒六温とかにならないのだろうかなんて考えてしまい、「三寒四温だけが注目され有名になるのは不公平だ!」なんて、クダラナイことを考えながら運転していたら渋滞が目の前にありヒヤッとしました。

運転中はクダラナイことを考えるのはやめましょう。

卒業旅行

我が家の娘2人は卒業旅行だと称して旅行の計画を練っているようですが、いつの頃から卒業旅行なるものが流行りだしたのでしょう?私が大学を卒業する時には「卒業旅行」という言葉が無かったように思います。あったけれども劣等生の私には縁が無かったのかも知れませんが。

これはバレンタインデーのチョコレートと同じように、旅行業界のたくらみにうまく乗せられているのでしょう。とはいっても娘もその旅行業界に就職するのですから、悪い習慣だと否定するわけにもいきません。

就職してしまうとなかなか長期の休みも取れないので、見聞を広めるには今しか無いという大義名分をかざして、足りない資金は出世返しでと懇願されると、本当に返してくれるのだろうか?と思いながらも援助してしまうのは甘いのでしょうか?

卒業旅行は1回だけだからとなんて思うと大間違いです。ゼミやサークル、最近はメールの発達により昔なら疎遠になりがちな中学、高校時代の友達とも付き合いが深く、違うパンフレットを見ているので変更したのかと思いきや、「今度は違うグループ」という返事が返ってくる始末です。

こんなにすねをかじられたら、今年の目標ハーフマラソンの完走は無理かも。

2010年1月24日 (日)

初地蔵

1月23日、小田原市板橋の板橋地蔵尊(宗福院)の初地蔵に行ってきました。

初地蔵というのは先祖供養のお祭りで、義母が義父が亡くなってから毎年お参りに行くので、行ってみようということになりました。

板橋地蔵尊の大祭は1月(今年は23、24日)と8月、この日にお参りすると亡くなった身内の人と瓜二つの人に会えると言われているそうですが、残念ながら私は出会えませんでした。

一番近い駅は小田急線の箱根板橋駅、小田原駅から小田急線で1駅、小田原駅からバス、又は歩いても行けます。

駅に着いたのが12時半くらいですが、境内は入場規制がされており、境内から100mくらいの列が出来ていました。こんなに人出があるお祭りとは思いませんでした。露天も沢山出ています。Photo

お参りを済ませ、小田原駅まで歩いている途中で「懐かし横丁」という駄菓子屋さんを見つけたので覗いてみました。

店内には懐かしい駄菓子はもちろん、懐かしいゲーム機やジュークボックスがおいてあり郷愁を誘いましす。タバコチョコレートに「やっと入荷、一人3個まで」と書いてあったので思わず買ってしましました。なつかしいパッケージなんですが横にバーコードが付いているのが興ざめです。Cimg1920 Cimg1921

2010年1月21日 (木)

モンスター田嶋さん

モータースポーツ、特にラリーやダートトライアルファンの方は良くご存知のモンスター田嶋さん(田嶋 伸博氏)を東京ビッグサイトで開催されている「EV、HEV駆動システム技術展 EVジャパン」でお見かけしました。

田嶋さんはスズキ自動車系の競技用パーツを開発しているスズキスポーツの会長であり、タジマモーターコーポレーション(旧モンスターインターナショナル)というラリー車など競技用車両を作る会社の社長。そして一昨年までは世界ラリー選手権のスズキワークスチームの監督、自らステアリングを握りパイクスピークヒルクライムという山登りレースにも参加され大会新記録保持者でもある多彩な顔をお持ちの方です。私が知った頃からすでに「モンスター田嶋」と呼ばれ活躍されていましたが、どうしてモンスターというニックネームが付いたかは知りません。顔から?じゃ無いと思いますが。

私の愛車スイフトもモンスタースポーツから購入したもので大変気に入っています。また、2005年のWRCラリージャパンに私がオフィシャルで参加した際には競技後のフェアウェルパーティーの席で一緒に写真を撮らせていただいたきました。

その田嶋さん、スズキがWRCから撤退してから名前を聞かないと思っていたら、こんなものを作られていたんですね。Ev

この車「EVミニスポーツ」という原動機付き自転車(50cc)の部類に入る電動ミニカー。ちゃんとナンバーを取って公道を走ることができます。現在の道交法ではヘルメットの着用義務はありませんが、免許は普通車が必要です。

お値段はというと車体本体で2,079,000円。最初1桁を間違えたかと思いましたが見間違え書き間違えではありません。この他にバッテリー(鉛、リチウム選択可)が一番安い鉛でも228,480円、バッテリーチャージャーが105,000円、ボディカラーが262,500円、しめて2,674,980円ないと乗れません。一番大きいリチウムイオンバッテリーを積むと500万円近くになります。

欲しい!と思いましたが、とても私には買えません。

1月22日まで開催の「EV、HEV駆動システム技術展 EVジャパン」に展示してあります。田嶋社長ご本人もブースにいらっしゃると思います。

興味のある方、詳細はこちらのHPで http://www.naturalenergy.jp/evcar/mini_sport.html

2010年1月15日 (金)

ケータイ国盗り合戦

携帯電話のオンラインゲーム「ケータイ国盗り合戦」を知ってますか?

日本全国が携帯電話の通話区域により「相模国 鎌倉」のように600の地域に分けられており、その土地に行きサイトにアクセスして”国盗り”という釦を押すと、その国がゲットでき記録に残せるというスタンプラリーです。全国の白地図の自分が行ったことがあるところを塗りつぶすようなイメージです。

私が小中学校の時には旅行に行くと、ペナントと呼ばれるその観光地の名前が書かれた三角形の旗を買ってきて集めた記憶がありますが、その後、ちょうちん、地図が書かれたハンカチ、キティちゃんのハンカチ、リラックマの携帯ストラップなどご当地ものが多数でています。

誰もが一度は集めたことがあるのではないでしょうか?でも誰もが収納場所、飾る場所に困り、使い道も無く、人に見せても賞賛すらされないことに気がつき、いつの間にか熱がさめて、中途半端なコレクションのためごみ箱行きになってしまう運命です。友達から旅行のお土産にもらったものなど捨てたとも言えず困ってしまうでしょう。

このゲームも自己満足のコレクションという意味では似たようなものですが、たいしたお金もかからず、収納場所にも困らず上限が600国と決まっているので終わりが見えるというのがメリットでしょうか。

私はまだ始めたばかりで38国しかゲットできていませんが、私にとってのメリットは、行きたくない出張でもそこがまだゲットできていない国ならば国盗りがてら行って来ようかという気になれることです。でもこれは各国一度だけですよね。一度行ってしまった所には2度と用がないので。

飽きずにいつまで続けることができるでしょうか?

旅行や出張が多い方は暇つぶしがてらどうぞ。

URLはhttp://kntr.jp/から会員登録が必要です。

ゲームは無料ですが、通信料がかかりますのでパケット定額プランに入っていないと多額の請求がきてしまいますので気をつけて!

2010年1月14日 (木)

上品ドライバー

前記事で「カノッサの屈辱」を書いて思い出してしまった番組があります。

これもホイチョイプロダクションの製作でフジテレビの深夜帯に放送されていた「上品ドライバー」です。自動車に関する単発ドラマですが、1年の1作位しか放送されておらず、宣伝もされないため、いつ放送されるか判らず予告編はあったものの本編がなかったというものもあったようです。

私が観たのは「世田谷経堂迷路」という作品。タクシー運転手が世田谷区経堂の迷路に入り込み何日も抜けられずに最後は餓死してしまうというような内容だったと思います。深夜なので笑いをこらえて観た覚えがあります。ドラマがそのままCMにつながってしまうため、ここからはCMですとことわりテロップが出ていたと思います。「カノッサの屈辱」同様この番組だけは見逃すまいと思いその後もチェックしていたのですが、どうもそれが最終回だったようです。

1作だけビデオ(VHS)が発売されたようですが、これも是非DVDで発売して欲しい作品です。再放送もお願いします。

ここに書いてもフジテレビの人がこのブログを見るわけないか。

カノッサの屈辱

やあ!皆さん。私のブログへようこそ!

20年位前にフジテレビ系列で深夜に放送されていた「カノッサの屈辱」という番組を知っている方はいらっしゃいますか?

「やあ皆さん、私の研究室にようこそ」で始まるこの番組。故仲谷昇さんが考古学教授に扮し大学の講義のかたちで様々な物の歴史を紐解いてゆくというもの。

「カノッサの屈辱」というタイトルと番組の内容とは関連がなく、なぜこのタイトルなのかは不明です。

ここまではちょっとかたい番組に聞こえますが、映画「私をスキーに連れてって」などで有名なホイチョイプロダクション製作の番組ですからなんとなく想像がつくでしょう?

チョコレートやインスタントラーメンなどの歴史を実際の歴史上の出来事になぞらえてパロディを交えて解説してゆきます。文章ではなかなか説明しずらい面白さですから、YouTubeの動画を見てください。でも実際の歴史上の出来事や人物の名前を知らないと何のパロディか判らないので面白みが半減します。

1年で終了してしまいましたが、根強い人気がありその後、2000年の大晦日に20世紀最終講義として1回だけ復活、2007年にはホイチョイプロダクション製作の映画「バブルへGO!!タイムマシンはドラム式」の宣伝のために復活、2008年には秋の特別講習、2009年12月には冬の特別講習で復活しています。

2007年では仲谷昇さんが急逝されたため伊武雅刀さんが教授に扮していましたが、やはり仲谷昇さんの印象が色濃いようで2008年、2009年は教授が出て来ずいきなり講義が始まっています。

私は2008年以外はしっかりと録画しました。番組の復活はほとんど宣伝がないので当日の新聞のテレビ番組欄で気づかないと見逃してしまいます。2007年には翌日に気づき、1週間遅れで放送した静岡のテレビを録画してもらいました。

20年前の全講義をもう一度みたいのですが、、残念ながら3本のビデオ(VHS)が発売されただけでした。DVDボックスで発売して欲しいものです。

この記事を見て是非観たいと思ったあなたに朗報が!CS放送フジテレビONEで再放送があります。

1月11日(月) 15:30~16:00

1月17日(日) 24:30~25:00

1月18日(月) 15:30~16:00

1月24日(日) 24:00~25:00

1月25日(月) 15:30~16:00

1月31日(日) 24:30~25:00

残念ながら1月11日は過ぎてしまいましたが、あと5回は観ることができます。CSを契約されていない方は契約している方にお願いするか今すぐ契約を。あの仲谷昇さんを観ることができます。

2010年1月12日 (火)

53歳の挑戦

本日1月12日で53歳となりました。

ちょうど1年前の2009年1月12日、点けっぱなしにしていたテレビで2008年12月に行われた「JALホノルルマラソン」の番組を放送しており、そこにはタレントの安田美沙子さんが映し出されていました。

2008年のホノルルマラソンに安田さんが走るという話はこれもたまたま聞いていたラジオで知ってはいましたが名前と顔が一致していませんでした。その時の彼女の走る動機が「自分には人に自身を持って言える特技が無いのでホノルルマラソンを完走して人に言えるようにしたい」というようなことでした。

それを聞いたとき、自分も人に自身を持って言えることが無いなと実感しました。この時はそれで終わってしまったのですが、テレビで彼女がホノルルのために練習している姿、そしてホノルルを走っている姿を観て感動してしまいました。年齢が半分ほどのテレビタレントに影響を受けるなんて悔しいなんて思いながらも、動機にも共感を覚え、初のフルマラソンで4時間30分を切るタイムで完走した努力を賞賛せざるを得ませんでした。

そして、この日から私は密かにホノルルを目指しランニングを始めましたが、年齢が年齢なもんで、走り始めは3kmから。走れるようになると5kmにと距離を延ばしましたが、膝が痛くなって中断、食道癌の手術入院で中断と目標になかなか近づきません。それでも何とか1年目の目標の10kmを走れるようになり、初心者のくせに湘南国際マラソンの10kmも完走ができました。

そして、昨日また外出から家に戻った時に点いていたテレビで2009年の「JALホノルルマラソン」を放送していました。今年も安田さんが走っている場面でした。こんな偶然ってあるのでしょうか。これはホノルルを目指せと導かれているような気がしてなりません。

今年はハーフに挑戦し、ホノルルに一歩近づこうかと思います。

そんな中でちょっと心配がJALの再建です。

お願いだから、ホノルルマラソンは止めないで欲しい!いつか私が安田美沙子さんと一緒にホノルルを走る日まで。(追いつけないでしょうけど)

2010年1月11日 (月)

東京スカイツリー

1月10日、茨城県土浦まで出張に行った際、首都高6号向島線から建築中の「東京スカイツリー」が良く見えました。Photo_6

まだ展望台が無いので250mくらいですか。完成が634mなのでまだ2倍以上高くなるんですね。

出来上がったらやっぱり1回は行ってしまうんだろうな。

完成したら、またゴジラに壊されてしまうのでしょうか?

映画「三丁目の夕日」を思い出します。

お年玉付年賀はがき

元旦に郵便受けを見て、小栗旬さんから年賀状が来てびっくりした人も多いことでしょう。裏を返せば日本郵政の社長からでした。

お年玉付年賀はがきの抽選は24日(日)ですが、その前にこんなお得なチャンスがあります。

TOHOシネマでは下一桁が1、4のはがきを持って行くと1000円で映画を観ることが出来ます。2月28日まで。

藤田観光では創立55周年を記念して、末尾55のはがきを持参すると「ワシントンホテル」の宿泊や「箱根小涌園ユネッサン」の利用料金が半額になります。”5555”で椿山荘が”555”で箱根小涌園の宿泊費が無料になるというのもあったようですが、元旦に数分で完売してしまったようです。1月31日まで

その他、メガネ屋さん(メガネスーパー等)でもプレゼントや割引があります。

しっかり調べて得してください。

成人式

今年の成人式は今日1月11日。

我が家の娘も3月生まれですが今日の式に出かけました。会場まで送って行きましたが、不況だと言いながらも女性はほとんど振袖です。。

私の娘は母親の成人式の時に買った振袖の丈を直して姉妹で使いました。Photo

女の子の成人式の準備は大変です。

まず4月に入ると振袖の販売やらレンタルのダイレクトメールが捨てるほど届きます。いったいどこから年齢や住所が流れるんでしょうか。でもこの頃から買うかレンタルかを考えはじめ、レンタルの場合には早く決めないと気に入った柄が無くなってしまいます。私の娘の場合には丈直しだけなのですが、半年前くらいにお願いしました。もしも髪の形が決まっていて自毛を使いたいならばこの頃から長さを考えておく必要があります。

それと半年前にはもう髪と着付けのため美容院を予約。この位前でないと人気の美容院では希望の時間が取れないようです。2ヶ月くらい前になり、バッグ、足袋、ショールなどの足りないものを購入。ショールはデパートなどで買うと3万円から5万円くらいですが、ネットで買って1万5千円で済みました。商品に付いていた定価は5万円でした。

1週間前に美容院に当日必要なもの全てを持って行き、足りないものが無いかチェックをしてもらい預けます。

当日、髪結い、着付けに2時間半くらいかかるので9時に終わるには6時半には美容院に着いていなくてはいけません。私の娘は5時起きで6時過ぎの電車に乗って行きました。美容院代は店にもよりますが娘の場合3万円でした。

美容院が終わると、預けた荷物や美容院まで来ていった服を持ち帰らなくてはいけないので親が向かえに行き、式典会場までというのが標準的パターンでしょうか。

来年成人式を迎える方、ご参考まで。

さて、今年の成人式。毎年、夜のニュースで荒れる成人式が話題になりますが、今年は例年よりも少なかったように思えます。不況が若者をしっかりさせるのでしょうか。だとしたら好況の時の教育が問題では?

2010年1月10日 (日)

香港旅日記 3日目

いよいよ今日が最終日。

16:30のフライトなのでタイムリミットは13:00位まで。

今日も友人が買い物に付き合ってくれ、最後は空港まで送ってくれました。結局3日間付き合わせてしまいました。

まずは、友人が迎えに来る前にホテルの前にあるDFSで、娘のバッグと足りないお土産を購入。

ホテルをチェックアウトして友人とネイザンストリートの薬局へ。いつも友人が日本に来る時に買ってきてもらうローヤルゼリーのドリンクを買うためです。Photo

このローヤルゼリーよく効くんです。これを知る前は風邪をひきそうになるとユンケルやゼナを買って飲んでいたのですが、これは一箱30本で2500~3000円と安いし1本で回復するんです。我が家では常備品。欲しい方は私に注文してください。一箱4000円でお分けします。なんてガイドみたいになっちゃいました。

昨日そのガイドが売っていた黒茶といわれるお茶。この薬局で聞いてみると、おそらくプーアル茶だということで袋入りを紹介されましたが、いや円盤状のかたまりだったと言うと、それならこっちにあると、飾り棚にある円盤をみせられました。正にそれ、10年ものだそうで賞味期限が2030年。1回分を少しずつ欠いて飲むんだそうです。値段は250ドル。日本円で3000円くらいじゃないですか。やっぱりガイドにやられたことが判りました。Photo_2

それではとばかりに楊貴妃も使っていたという黒真珠と高麗人参の入ったクリームは無いかと尋ねると、それもあると、いかにも売れていそうもない奥の棚に案内され2種類紹介されました。ガイドが紹介した物とはパッケージが違いますが、箱の下の方に日本語で「日本販売価格10000円」て書いてあります。これはガイドの言ったとおり。で、値段を聞くと180ドル。でも15%OFFでいいとのこと日本円で約1900円。これもやられましたね。しかも1個(4000円)買ってしまったし。Photo_5 Photo_3

女の美への執念は恐ろしいもので、ここまで怪しいガイドの話なのにクリームの効能(しみ、しわが取れる)に関してはまだ信じているようで、安いのであと2個買うというんですから。老人達を集めて健康食品や布団を売る商売が儲かるのもわかる気がします。ちなみに日本に帰って来て2週間、我が家の楊貴妃たちはベタベタと塗っているようですが、いまだ効果は現れていないようです。

さて、買い物も終わりおいしい昼食を食べ空港へ。

この時、気づいたのですが友人が駐車場を出る時にカードを使っているのですが、聞くと「オクトパス」というカードで日本の「Suica」のようなもので、香港の電車、バス、タクシー、フェリー、駐車場など公共交通機関に共通で使えるそうで、旅行者用もあるということです。日本のメーカーが「Suica」を実用化するために、新しいもの好きの香港でテストしたものだと友人が言ってました。

30分くらいで空港の到着。友人と別れを惜しみながら、無事チェックインを終え機上へ。夢のような3泊4日が終わってしまいました。

4日間、いろいろ文句を書いてきましたが、旅行という非日常はそんなことでも許せていい思い出になってしまうものです。

現実の日本に続く・・・・・

2010年1月 9日 (土)

香港旅日記 2日目(夜)

友人が昨日、雨のため行けなかったビクトリア・ピークに連れって行ってくれるというので、今夜もお世話になることに。でも、仕事の都合上待ち合わせは夜の9:30。香港島のセントラル(中環)というフェリー埠頭まで自力で来なさいと。

それまでの時間はショッピングと夕食をと、ペニンシュラホテルの近くやネーザンストリート界隈を散策しました。

香港の夜景でも紹介したペニンシュラホテルの空に浮かぶイルミネーションは、近くでよく見るとワイヤーが張ってあり吊ってあります。Photo_3

平日にもかかわらず町の中は大勢の買い物客でいっぱいです。東京の渋谷あたりを想像してもらえばいいと思います。中国のお正月は旧暦なので今年は2月14日。ということは観光客が多いのでしょうか。日本語の会話もよく耳にします。

娘がバッグを買いたいというのでブランドショップを見て回りましたが、予算とあまりにもかけ離れているため断念して、近くのスーパーマーケット”ウェルカム・スーパーストアー”へ入りお土産を物色。

お土産を買うにはスーパーマーケットが一番です。空港やDFSで売っているお土産もスーパーなら安く手に入りますし、地元の人達が食べている変わったお菓子なども発見できます。香港で売っているお菓子は日本のメーカーの物も多いのですが、日本製品でない物にまで日本語が書いてあります。日本人が英語名の製品に弱いように、東南アジアでは日本語が書いてあると品質が良いというイメージがあるようです。リンツのチョコレート等も安く売っていました。

夕食は自分で店を探さなければならないのですが、看板だけでは何が食べれるのか、高いのか安いのかも判らないので、店先に写真入りのメニューが出ている店でビーフンとうどんに似たヌードルで済ませました。

そろそろ待ち合わせの時間も近くなったので、スターフェリーに乗って尖沙咀(チムサアチョイ)から香港島のセントラル(中環)までの船旅に。といっても10分位で着いてしまうんですけど。船賃はたったの2.2ドル、日本円にして30円?安い!地下鉄だと9ドルです。

この船は船室が上と下にあり下の船室の方が1.7ドルともっと安いのですが、行き方が分りません。切符の自動販売機にも2.2ドルの切符しかありませんでした。船に乗って九龍と香港島の夜景を見るならば、セントラル(中環)行きではなくワンチャイ(湾仔)行きのルートの方が良いでしょう。海からの夜景もまた格別です。1

スターバックスでコーヒーを買い埠頭で待つこと20分。友人がステップワゴンで迎えに来てくれました。いざ、ビクトリア・ピークへ。

ピークの高さは400m。有名なケーブルカー”ピークトラム”で行った方が情緒があるのですが、時間が遅いのでそのまま車で。かなり急な坂道を登ること15分位。登り途中からだんだん霧がではじめ、頂上に着いた時には100万ドルの夜景が全く見えない状態。Photo_4

写真屋のお兄さんが”夜景が見えなくても大丈夫。夜景をバックにした合成写真ができますよ”ってしつこく勧誘してきますが、夜景の感動がないので写真を撮る気にもなりませんでした。風も強く、寒いので早々に退散。、下山している途中で展望台があり霧も無かったので写真が撮れました。100万ドルから50%OFF位の夜景です。Photo_5

ピークから下りながら、今日ガイドから聞いた、香港の人達は1日4~5食食べるということを友人に問うと、3時位にお茶を飲みながら少しお菓子や飲茶をつまみ、夜寝る前に夜食を食べることもあるとのこと。では夜食に何かを食べようかということになったのですが、お腹もさほど減っていないのでスイーツを食べにコーズウェイベイ(銅鑼湾)まで。

すでに夜11時を過ぎているのにスイーツ専門店は営業中、小さなお店ですが、人もかなり入っています。おいしそうでしょう?ガイドブックによればコーズウェイベイにはスイーツのお店がたくさんあるようです。Photo Photo_2

今日も帰りが午前様になってしまいました。香港の一日は日本より短い?

2010年1月 8日 (金)

香港旅日記 2日目(昼)

香港 2日目。

今日は雨もあがり、寒さも少しゆるぎました。

今日の予定はバスに乗っての市内観光。昨晩、現地のガイドさんと連絡をとると、朝7:20にホテルのロビー集合。やけに早いなと思ったら、最初に朝粥を食べに行くとのこと。それを知っていながら、うちの家族はホテルの朝食(バイキング)を食べてしまいました。

朝粥はあわび入りとのことなので期待したのですが、まるまる入っていると思いきや大きな鍋にあわびの細切りが入っていて、よそってもらった時に自分の茶碗にあわびが入っているとはかぎらないのです。ちなみに私の茶碗にはあわびらしきものが入っていました。

朝食はこれで終わりかと思ったら、後からシュウマイやら、春巻きやら、肉饅頭やら5品位でてきて、我が家はここで初めてホテルの朝食を食べてきたのは失敗だったと気づかされました。でも私だけ2回目の朝食も完食。それにしても香港の人は朝からこんなにも食べているのでしょうか?

次に向かった所は香港島はアバディーンの水上レストラン。また食べるのかと思ったら、水上生活者の方々の見学でした。同じ港内には貧しそうな船の家と超高価なクルーザーが同居しており格差を感じました。香港には大金持ちがたくさんいるんでしょうね。281 1 Photo_2

そんな大金持ちがたくさん住んでいそうなところがレパルス・ベイ。ビーチの近くに立つ変わったデザインのマンションは風水を基にに建てられており、真ん中にある丸い穴はお金を意味し、海からお金が入って来て逃げないように反対側は塞がれているそうです。このビーチからはジャッキー・チェインの家も見えました。Hong_kong1

ここから近いスタンレー・マーケットには狭い道の両側に衣類や雑貨を売る店が所狭しと並んでいます。日本でいえばアメ横のようなところでしょうか。娘たちはブレスレットを物色していましたが結局買わなかったようです。

ここでもまた風水が登場します。色紙に色鮮やかな鳥、花、蝶、龍などの絵で名前などの文字を描く”花文字”というものです。描いてもらいたい文字を紙に書いて渡すと15分くらいで完成します。全て手書きです。それぞれの絵には鳥=幸福、花=可愛さ、蝶=美などの意味があり、その人に足りないものをこの絵で補っているとのこと。開運効果があるというのですが、親達はいまさら開運してもしょうがないので2人の娘の名前を描いてもらいました。額に入って一枚約1500円です。Photo

再び九龍に戻り、食事の後は九龍塞城跡の公園へ。小さな頃、テレビや映画で九龍は犯罪の巣窟で恐ろしい所だというイメージを植え付けられましたが、それがここだったんです。香港が中国に返還される前、ここは香港政庁の管轄外で、なんでもありの無法地帯だったそうです。今はビルも解体され公園となっていますが、その頃のビルが林立するスラム街の写真が公園内に展示してありました。1_2

九龍塞城を後にして、香港では超有名なお寺”黄大仙廟”へ。このお寺は道教寺院で病気治療に良く効く、占いが良くあたる、ギャンブルに勝てるというご利益があるそうで、観光客だけでなく香港の人達も大勢訪れて線香を持って真剣に祈っています。香港の老若男女は日本人より信心深いようで、ひざまづいて祈っていました。ここでは漠然と”幸福になりますように”と祈るのではなく、具体的に”今日の競馬の何レースが当たりますように”というように祈るのだそうです。マカオに行く前に寄るべきでした。線香を売るおばちゃんがいると聞いたのですが、見当たりませんでした。線香はタダで3本もらえましたがもらった線香ではご利益がないのかもしれません。Photo_4

一通りの観光が終わると、ツアーに付きものの行きたくない宝石屋さんとシルクショップへの御案内。ここで時間をつぶすのが一番の苦痛です。

バスに戻ると今度はガイドが香港のお土産の紹介。彼は工場から直接仕入れることが出来るので安くお分けしますと言って、マンゴープリンを1000円、便秘に効くという黒茶(おそらく10年物のプーアル茶)4000円、しみ、そばかすがよく取れるという黒真珠と高麗人参の粉が入ったクリーム日本販売価格10000円を4000円(3個で10000円)を販売し始めました。女性はこういう物には弱いですね。我が家の女たちもガイドの話を鵜呑みにして、買いたいというのです。そんなに効果があるのなら女性誌で話題になっているはずです。

昨晩夕食を共にした香港の友人がシンガポールでマンゴープリンをお土産にたくさん買っていた話を例に出して、香港においしいマンゴープリンがあるなら買う訳がないだろう、他の品もあやしいと説得しても、1個だけ買いたいと言うのでクリームを注文しました。他のお客さんで2万円近く買っていた人もいました。

この話、香港3日目に落ちがありますのでお楽しみに!

今日のバスツアーは昨日のマカオツアーよりは落ち着いた旅でした。

香港2日目夜の部に続く。

2010年1月 7日 (木)

香港旅日記 1日目

マカオから香港への船旅は海がだいぶ荒れており、波しぶきが船室の窓をたたくこともありましたが、前日遅くまで起きていたせいかしっかりと寝ました。

香港は残念ながら雨。気温も10℃くらいです。今夜のホテルは九龍の市街にある”ホテル日航香港”。ホテルに着いてから香港に住んでいる友人に連絡し香港の夜の案内をお願いしました。車で迎えに来てくれるということですが、

香港で走っている車は70%位が日本車、その他はベンツにBMW、そして少しだけロールスロイス(少しといっても日本よりも出くわす確立はかなり高い)香港の自動車課税率は100%だそうで日本車といっても日本の2倍の価格、ナンバープレートも買わなくてはいけないらしい、そして駐車場も少ないので駐車場代も高い。結局1000万円位ないと車を持てないということです。また、目にしたタクシーは全てトヨタのコンフォートで同じカラーリングだったので1社独占かと思ったら、個人で営業権を買えばよいとのこと。でも、その営業権は5000万円位だそうです。

夜8時に友人夫妻が迎えに来てくれました。車はホンダのステップワゴン。グレードは高そうなので日本で300万円位ということは600万円!ちょっとリッチな気分でお食事に。

行ったお店はホテルの近くなんですが、香港は一方通行やロータリーのようなところが多くぐるぐる回ったため何処に連れて行かれたのかわからなくなりましたが、ちょっと高そうなお店。メニューを見ても漢字だけでよくわからないので、注文はすべて友人まかせです。

そして最初に出てきた料理は!北京ダック。それもまるごとをテーブル脇まで持ってきて切り分けてくれます。サンチェのような葉っぱにダック、ねぎ、キュウリを載せてタレをつけて巻いて食べますが、実に美味。1

それから、あわびに海老、炒飯、焼きそばシュウマイ、羊の鍋と出るわ出るわ、そして全ておいし~い、でも食べきれない。申し訳ないけれども残してしまいました。お勘定は全て友人持ち。ご馳走さま~!お返しは日本に来た時にします。271 Photo

食事の後は雨が降っていなければビクトリアピークで100万ドルの夜景を眺める予定でしたが、生憎の雨。アベニュー・オブ・スターズから香港島の夜景を見ることにしました。1_2

クリスマスは過ぎてしまいましたが、イルミネーションは新年まで残っているようです。

ジャッキーチェンの手形も発見しました。1_3

最後に友人夫妻と記念撮影。後ろの像はブルース・リーです。Chen1

2010年1月 6日 (水)

マカオ旅日記 2日目

マカオ2日目。

この日はマカオ市街を観光して、その足で香港まで行く予定。市内観光は和歌山から来られたご夫婦と一緒でした。

まず、最初に訪れたのは、コロアン島の日本でも有名なフランシスコ・ザビエルを祀った教会。Photo

この教会の前でバスを降りた時、なぜかここに来た事があるというデジャヴ感覚につつまれました。なんとなく中も想像できたのが不思議です。

日曜日だった為まもなくミサが始まるとのことで早々に追い出され、近くのお店で有名な?”エッグタルト”をごちそうになりました。1

これはそれなりにおいしかった。

次に向かったのはマカオ市街の歴史市街地区。

バスの中ではガイドがしゃべりっぱなし。7人しか乗っていないので無視するわけにもいかず、頷いたり質問に答えたりで外の景色をみる暇がありません。

世界遺産である歴史市街地区では”セント・ポール天主堂跡””セント・ドミニコ教会””セナド広場””民政総署”などを半日かけて散策のつもりでいたのですが、ガイドが弾丸トラベラーごとく”時間に限りがあります”とばかりに、はい次、はい次と移動するために珍しい干し肉を売っているお店もさっと眺めるだけで終了。食べたかったな~。1_4 1_3 Photo_2 1_2

昼食を摂った後マカオタワーへ。

マカオタワーは高さ338m。233mの展望台からのバンジージャンプは世界一高いそうです。挑戦しようかとも思ったのですが、展望台のガラス張りの床(遥か下に地面が見えます)に降りるのにもびびったのでやめておきました。松山ケンイチやロンブー、ジャニーズの錦野亮の挑戦写真が飾ってありました。Photo_3

最後に世界遺産の媽閣廟(マァコッミュウ)へ。

マカオの語源ともなったマカオ最古の中国寺。中国のお寺は実に色彩豊かです。中国には大きな蝋燭かと思うような巨大な線香があるんですね。(デジカメ3台、携帯4台あるのに誰も写真を撮っていなかったという大ボケ!)

ラッキーなことに媽閣廟のお参りが終わった後で雨が本降りに。

後はフェリーで香港に移動するだけ。香港が雨でないことを祈りつつターボジェットに乗船。

香港旅日記へつづく。

2010年1月 5日 (火)

マカオ旅日記 1日目

娘2人の就職も決まり、今後休日が合わなくなり家族全員で旅行が出来なくなるだろうと言うことで、年末の旅費の高い時ではありますが香港、マカオに行ってきました。

今日は、マカオ編 1日目。

初日、成田空港の旅行会社のカウンターでチケットを受け取ると担当者曰く、”香港の天候が悪く飛行機の到着が遅れたため出発が1時間遅れます。香港到着も1時間遅れるので予定のマカオ行き船に乗れませんので、香港のフェリーカウンターで時間変更をしてもらってください。ちなみに本日マカオに行かれる方はあなたたちだけです。”

キャンセル待ちでやっと取れたチケットのはずが、あなたたちだけ?

添乗員がいなくてもツアーだから他の人たちについて行けばなんとかなるだろうなんて思っていた目論見が早くも崩れました。自力で行けと言うこと?

そして、追い討ちが。チェックインカウンターで航空会社の担当者が、”今日の香港は霧が濃く船が出ない可能性もあります。”だって。香港に入国せずにマカオ行きの船に乗ってくださいと言われているのに、船が出なかったらどうすればいいの?映画「ターミナル」が脳裏に浮かびました。

飛行機は予定通り?1時間遅れで香港に到着。ところが到着ターミナルが予定の本館ではなく別館。フェリーまでは1階まで降り、シャトル電車に乗り本館まで行かなければなりません。なんとかこれをクリアし、船も出ているようで1時間後の船に乗ることができました。

ターボジェットと呼ばれる高速船で約1時間、波も穏やかでうとうとしている内にマカオに無事到着し現地ガイドと合流できました。Photo

この日泊まるホテルは”ザ・ベネチアン・マカオ・リゾート”。マカオの市街地にあるのだと思っていたら、タイパ島にあるとのこと。(明らかに予習不足)また船かと思ったら橋で行けるらしい。そういえばフェリーターミナルから長~い橋が見えました。

バスに乗ってホテルに行く間、MGMホテルなどイルミネーションの綺麗なホテルが数件ありましたが、ガイドがバスの中で話しっぱなしのため写真を撮る暇もなく通りすぎました。

到着したベネチアンホテルは客室3000の巨大なホテルでした。入り口は正面ロビーと西ロビーの2箇所あり、西ロビーを使いましたが、客室に行くエレベータまでフカフカの絨毯にトランクの車輪を取られながら5分位かかりました。こんなすごいホテルなのに自分でトランクを運ぶのは不思議です。Photo_5 Cimg1865 1_3

ホテル内にはカジノが4つ、レストランが約30、ショッピングモールにはブランドショップが200位、シルクドソレイユの常設劇場も。チェックインの時に地図を渡された理由がわかりました。ショッピングモールとフードコートは東京お台場のビーナスフォートのように天井に青空が広がり、夜でもまるで昼間のようで時間感覚が無くなります。そしてベニスをイメージした運河があり、ゴンドラにも乗ることができます。Photo_3 Photo_2

1階にあるカジノは24時間営業。見渡す限りスロットマシンやらルーレット、ブラックジャックなどのテーブルがあり端っこが見えません。貧乏人の私には1回10¢や1$のスロットマシンしかできませんでした。残念ながらカジノは撮影禁止。

さて、夕飯はホテル内の有名レストラン?と思いきや、またまた橋を渡ってマカオ市街のレストランへ。出て来たのはポルトガル料理。有名なダックライスもありましたが、ちょっと油こくて飽きてきます。261 1_2 1

初日は圧倒されたまま終わりました。

2010年1月 1日 (金)

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

昨年6月24日から始めたこのブログも無事年を越すことができました。

小学生の頃、夏休みの宿題で絵日記がありましたが、毎日毎日書くネタが無く困ったものです。このブログも1週間に1回更新できたらいいかなぐらいで始めたのですが、以外と書くことってあるものです。

特に決まったカテゴリーがあるわけでも無いのに、読んでいただける方がいるだけで嬉しくもあり、更新していない時の良いプレッシャーでもあります。ブログ中毒って解る気がします。

今年もためにならない情報を発信してゆきます。

どうぞよろしくお願い致します。

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