親鸞(上)
5月12日の記事に書いた、web上で無料公開されている五木寛之の「親鸞」(上)を読了しました。
最初は1ヶ月あるので充分読めるだろうと、高をくくっていたのですが、気が付くと既に6月。公開は6月11日までなのでラストスパートをかけました。読みきれないと(上)を買わなくてはならなくなりますからね。(6月18日まで延長されました)
五木寛之の歴史小説というのはあまり憶えが無く、以前作者が仏教を学ばれたことを聞いていたので、宗教色の濃い内容かなと思って読み始めたのですが、親鸞の生立ち、人柄もなかなか面白く、スリルもあり比叡山にも行ってみたくなりました。(出家するわけではありませんよ)
是非、菅新内閣「奇兵隊」の方々にも読んでいただきたい内容です。
上巻は主人公がまだ「親鸞」という名前になっていないところで終わってしまったので、下巻が無料公開されなければ買わなければ気がすまないところです。そして、下巻を買ってしまうと本棚に下巻だけしまって置く訳にはいかず、きっと上巻も買ってしまうでしょう。
講談社さん下巻も早く公開して下さい。
しかし、web上の小説というのは読み終わった時の充実感が薄い。紙の本の場合、読み終わって本棚にしまう時に”読んだぞ”という満足感がありますが、webの場合それがありません。
ダウンロードするタイプの電子書籍の場合、コピーができないでしょうから、PCを買い替えたりハードディスクが壊れたらデータが無くなってしまうのでは寂しいですね。
電車の中などで読むにはやはり”あれ”が欲しい~
"ipad"
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