韓国料理の記事を読んで「あいつは韓国に何しにいったんだ」とお思いでしょうが、美味しんぼ旅行に行ったわけではありません。
釜山で建設中の地下鉄4号線に納めた車両のトラブル対応です。
地下鉄4号線は日本の「ゆりかもめ」と同じ方式でタイヤ式の無人自動運転です。日本の「ゆりかもめ」の技術が導入されているため、日本の技術者も多く行っており、直接日本人には会いませんでしたが無線のスピーカーからは時々日本語が聞こえてきます。
この現場で気づいたことは、韓国の安全に対する認識に低さです。
日本やシンガポールでの大きな工事現場では、初めて現場に入る時には必ず安全教育を受けてから入門証を貰い、以後必ず入門証を提示しないと現場に入れません。現場での服装はヘルメットに反射チョッキ、安全靴、時には安全帯の着用まで義務づけられます。そして作業に入る前にミーティングを行い互いの作業を確認し危険が無いように調整します。これが常識だと思っていました.
ところが韓国では、現場の入り口には警備員がいません。夜、工事用のカーテンが閉めてありますが、開ければ入ることができます。建物もシャッターが閉まっていますが、鍵はかかっていないので開けることができます。安全教育もありません。現場ではヘルメットも着用せず、私服のままでもOKでした。
夜間、試運転で本線を走行すると、まだ作業をしている人がいて、走行路上に工具やケーブルの束が置いてあり、歩いている人さえいます。立会い試運転をしている時にですよ。それでも立会いの担当者はそれを咎めることもなく、一緒になって邪魔になる物をどかしています。
そういえば、車で国道を走っているとき(運転はしていませんが)に信号無視の車をやたら見かけます。帰りに空港まで乗ったタクシーも5,6回信号無視をしてくれました。おかげで空港に早くつきましたが。
私が乗せてもらっている車は赤信号で止まっているのに、何台も横を通り過ぎる車があるので、聞いてみると「厳密に言えば信号無視です。まあ朝晩の田舎道では車があまりとおりませんから」と平気な回答です。きっと、青信号で横から出てくる車も信号無視の車があることを承知で確認しながら出てくるので事故が起きないのでしょう。
安全ではないという認識でいたほうが、良く注意をして行動するので逆に安全なのでしょうか?日本人は安全に慣れていて海外で置き引きにあったりしますからね。
話は変わりまして、帰りに金海空港内にあったセブンイレブンでコチュジャンのチューブ入りが売っていたので土産に買ってきました。
60グラムのチューブが3本入っていて6000ウォン、約470円でした。
韓国料理の半分くらいはコチュジャンで味付けされているのではないかと感じます。彼らはなんでもコチュジャンを付けて食べてしまいます。そこで、コチュジャンをつければ家庭料理も韓国風になるのではないかと思って購入したしだいです。
私の帰国後の2日後に今回お世話になった方たちが日本にやってきます。マグロや馬刺しが食べてみたいと言っていたのでご馳走したいと思います。あとは納豆かクサヤでも用意しましょうか。
金曜日から娘がソウルに観光に行きます。円から交換したウォンが余ったので、円に再交換しても手数料がもったいないので娘に買ってもらいましたが、値切られ値切られして大損です。
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