大阪 堺に出張
昨日大阪の堺市まで出張しました。
堺というと名前は良く聞くのですが行ったことがありませんでした。
まず驚いたのが南海電鉄。
こちらも以前はホークスの親会社で名前は有名ですが、無知な私は江ノ電くらいのイメージしかもっておらず、なんば駅に着いてビックリ。
駅ビルには高島屋の大阪本店があり、続く36階立てのビルにはホテルまで。
駅のホームも3階にあり9番線まであるではないですか。
ごめんなさい。御見それしました。
次が南海電鉄に乗って着いた堺の駅。
これまた私の勝手なイメージで駅前がごちゃごちゃしている古い町並みを想像していましたが、さっぱりとした綺麗な駅前ロータリーでした。
約束の時間までだいぶあったので散策をしてみようと駅前の地図をみていると、まず目に付いたのが「仁徳天皇陵」。
歴史の教科書でしか見たことがないので是非現物を見たいと思い、駅前の観光案内所に地図を貰いに行くと、歩いて行くと1時間くらいかかりますとのこと。
天皇陵があまりにも大きいため駅から近いように見えたのですが、実際には4kmくらいあるのでしょう。
往復2時間の時間的余裕はないので、帰りはタクシーでと考えて歩きはじめました。
フェニックス大通りという南国を思わせるような”ソテツ”が中央分離帯に植えられた道を歩いてゆくとさらに広い紀州街道という道と交差します。
この道には路面電車が走っています。
さらに無知をひけらかすようですが、堺に路面電車が走っているのも初めて知りました。
この紀州街道沿いに歌人”与謝野晶子”の生家跡と茶人”千利休”の屋敷跡があるというので寄り道してみました。
まずは与謝野晶子。
生家跡と言うからにはその場所が囲われていて石碑があるものだと思いましたが、石碑はあるものの囲いらしきものがない。石碑横の説明を読むと囲えないわけで、そこは道路(紀州街道)になってました。生家は駿河屋さんという大きなお菓子屋で、その家はこの道の石碑側の歩道から反対車線の歩道まであったようです。
石碑には
「海こひし潮の遠鳴りかぞへつつ少女となりし父母の家」いう短歌が刻まれています。
後から見つけたのですが、堺駅西口には与謝野晶子像が立っていて、そこには
「ふるさとの潮の遠音のわが胸にひびくをおぼゆ初夏の雲」が刻まれています。
次が千利休。
こちらはちゃんと囲われていて利休が産湯をつかったといわれる井戸もありました。
平日で大通りから一本裏の道のせいか見学者がだれもいず寂しい感じでした。
寄り道はこの辺にして仁徳天皇陵に急ごうと思った時に、携帯が鳴り打合せ場所が変更になったとの連絡が。
時間的に仁徳天皇陵に行っていると間に合わないのであきらめることに。
次はいつ行けることやら。
« あら雪景色20110304 | トップページ | 震災に負けるな日本! »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- モネの池と岐阜のマチュピチュ(2017.05.08)
- 香川県多度津に出張(2016.04.05)
- 神奈川お楽しみクーポン(2016.01.27)
- ほったらかし温泉(2016.01.05)
- 山梨りんご狩り(2015.11.22)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント