有川浩著「三匹のおっさん」を読了しました。

ちょうど1年位前にテレビ東京でドラマ化され放映されていました。
その時には本の内容も知らなかったので視聴しませんでした。
ちょうどその頃にこの本を頂いたのですが、積読のままで1年も経ってしまいました。
本と一緒に番組を録画したDVDまで付けて貰ったのに。
定年退職した主人公の幼馴染み3人が町内パトロールをして悪者を退治するというストーリーです。
読み始めるまではよくありそうなストーリーであまり期待はしていなかったのですが、読み進むと悪者退治が痛快で嵌りました。
6章に分かれていて各章ごとに1つの事件が発生します。
登場人物の家庭も、いかにもありそうな家族関係で共感してしまいます。
読み終わってから続けてDVDも観てしまいました。
三匹のおっさん役は北大路欣也、泉谷しげる、滋賀廣太郎。
ドラマも単純に面白いです。
本のほうも続編「三匹のおっさん ふたたび」が発刊されていますが、ドラマも視聴率が良かったのでしょう、4月から「三匹のおっさん2」も放送されるそうです。
私もあと2年で定年となります。
この3匹のように「じじぃ」ではなく「おっさん」と呼ばれるようになりたいものです。
ところで、作者の有川浩って「ひろし」ではなく「ひろ」と読む女性なんですよ。
この作品の他に「図書館戦争」や「県庁おもてなし課」「阪急電車」も代表作です。
私が頂いた文庫本は文春文庫版ですが、その後版権が移って新潮社版もでているそうです。
と、いうことは文春文庫版は在庫かぎりで絶版。
貴重な1冊になるかな?
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