米寿祝い
私のお祝いではありません。母の米寿祝いです。
日本人女性の平均寿命が86.8歳ですから、母は平均以上生きたことになります。
私達夫婦と孫娘二人でお祝いとして箱根「強羅花壇」のランチに招待しました。
予約時は1台の車に5人で乗って行くつもりでしたが、なんと23日土曜日の箱根の天気予報は15時から雪印。
私の通勤車はスタッドレスタイヤを装着していますが定員4人、5人乗れる車はスタッドレスタイヤがありません。
朝のうちは晴れていたのですが、娘2人は強羅まで電車で行ってもらうことにしました。
箱根は雪の予報が出ているためか、あまり混んでおらず比較的早く到着したので先に箱根神社に寄ることにしました。
通常ならば駐車場から神社の長い階段を登らなければなりませんが、母には厳しいだろうと思い、駐車場の係の方にお願いして本殿横の駐車場に停めさせて貰いお詣りに。
実は私、1月の誕生日まで自分が今年前厄だとは知らなかったのですが、知ってしまって何もしないわけにはいかないので厄払いのお守りを購入してみました。
箱根にはまだ先週降った雪がかなり残っているうえに、この日はこの冬一番の寒さということで車から外に出ると手が悴むくらいなので、他には寄らずに強羅へ戻ります。
「強羅花壇」、名前は聞いたことはありましたが今まで縁もなく初めて中に入ります。
建物は昭和5年に建てられた旧閑院宮別邸、木造の洋館です。
建物の中は軽井沢の旧三笠ホテルに似ています。
通された部屋はなんと個室でした。
窓からは箱根の大文字焼きが見えます。まだ雪が残っているため白色の大の時がくっきりと見えます。
食事は、担当の係の方が運んでくれます。
食前酒の梅酒(運転手は柚子みつジュース)から始まり、先八寸、御椀、向附、記念日ということで、金箔の載った御赤飯、焚合、焼魚、御飯、甘味。
全部写真に撮る間もなく完食しました。おいしいでは無く、美味しいという感想です。
食事が終ると、これも記念日の特典として写真を撮って下さり、フレームに入れて貰えます。
担当の方はもちろん、他のスタッフの方の対応も良く、帰る時には車を駐車場から玄関まで持ってきてくれました。
帰る頃には雪もちらほら舞い始め、ちょっとリッチな気分で帰途につけました。
母に感想を聞くと、「食事は美味しかったけれど次はもっと暖かい時にやって欲しい」
でした。日頃、もう寿命だとばかり言っている母ですが、次って卒寿、白寿のことを言っているのでしょうか?
まだまだ生きる気十分です。
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