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2016年10月

2016年10月 3日 (月)

シドニーマラソン2日目

2日目、いよいよマラソン当日。

ハーフのスタートが6:00、ツアーのバスは4:20に迎えに来ます。
よって起床は3:30、着替えてからツアーが昨晩届けてくれた”おにぎり”とペットボトルの”緑茶”の朝食を食べて出発。

昨日まで雨の予報でしたが、午前中は曇りの予報に変わっていました。
地元の人に聞くとオーストラリアの天気予報はあまりあてにならないらしいです。

スタート地点に5:00近くに着きましたがまだ人はまばらです。
スタートは申請タイム順にA~Dまで、私は間違ってAで申し込んでしまったのですが、実力はC、従妹もCなので場所を確認してから準備運動を始めます。
不思議なことにスタート30分前になっても準備運動をしている人が非常に少ないことに気づきました。何故なんでしょう?

スタートを待っている間に暇そうに見えたのか、地元の夫婦らしい方に写真を撮ってくれと頼まれました。何で英語が苦手な人に声をかけるんでしょう?
日本国内でシャッターを押してもらおうとして外国人には頼まないですよね。
なんて思いながら、ニコニコしながらシャッターを押してあげました。

従妹たちは始発の電車で来るので、到着したのはスタートギリギリ。
実際には6:00を過ぎておりAグループはスタートしていました。
もちろん準備運動無しでスタートです。

スタートから15分位してCグループのスタート。
1㎞位走って通行止めにしたハーバーブリッジにかかります。
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もう歩いている人達がいます。
準備運動をしない人が多い訳が判った気がします。
このあたりは痛めている右足を気にしながらも順調に走っていました。

6㎞を過ぎたところで、右足に痛みが走りました。
やっぱりだめか?と思い走るのをやめましたが歩いても痛い。
少し歩くとゴールのオペラハウスの近くなので、そこまで歩いてからリタイヤをしようと覚悟しました。
ところが、100mほど歩いてみると痛みがやわらいだので、ゆっくり走ってみると足をかばいながらなんとか走れます。
不思議なことに10㎞を過ぎるとさらに痛みがやわらぎ、完走できるかも知れないという希望が出てきました。
13㎞位のところで後ろから来た白人の女性が私を抜きながら「頑張って」と声をかけてくれました。
私は湘南マラソンのロゴが入ったTシャツを着ていたので日本人だと判ったのでしょう。
でも湘南って有名なんでしょうか?

17kmを過ぎると、サーキュラキーの港の向こうにゴールのオペラハウスが見えます。
あと少しだという気持ちの割にここからが長く感じられました。
後から大阪弁の女性の声が聞こえます。
右足をかばっているせいか左足の太ももが攣りそうになり、大阪の女性にも抜かれます。
沿道の応援は少ないのですが、スタッフの方達がハイタッチをしてくれるのでなんとか頑張れてとりあえず完走しました。
Photo
従妹と自信が無いと言っていた従妹の旦那にも負けました。悔しい~。
来年リベンジしようか?

ちなみにフルマラソンの優勝者は日本人の谷川さんという方でした。
タイムは2時間12分・・・でした。早い!

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レース終了後は痛い脚を引きずりながらホテルまで歩いて帰り、午後から従妹の家まで行くことにしました。
脚もだいぶ回復したので電車で行くことにしました。
従妹達は先に帰宅したので、自力で電車に乗ります。
マラソン当日はゼッケンを持っていると無料で乗れます。
妻の分の切符だけ買って改札に行くとゼッケンをチェックする人もいません。
一番はじの改札だけゲートが開きっ放しなので、いいのかな~と思いながら通過。
降りた駅のボンダイジャンクションでもチェックする人がいません。
駅まで従妹が迎えに来てくれ、駅周辺でマーケットを廻ってから従妹に家に。

従妹の家は海沿いで、天気が良ければ真っ青な海が見え、クジラが泳いでいることもあるそうです。
従妹の旦那は有名なイタリアンのシェフ。
サラダ、カルパッチョやパスタをご馳走になりましたが、いかんせん比較できる舌を持っていないので”美味しい”としか感想を書けません。
食べるのに夢中で写真も撮り忘れました。

帰りもボンダイジャンクションから電車で帰ることにしました。
翌日もまたビーチを案内してくれるということで、ボンダイジャンクションまで来るので
公共交通用のプリペイドカードのOPALカードを貸して貰いました。
ところが、駅の改札を入ろうとすると私のカードは”ピー”と音がしてゲートが開きません。
表示を見るとチャージ金額がマイナス表示。
このカードは改札を出るときに残金が足りなくても出られるのだそうです。(次にチャージの時に清算されるらしい)
廻りを見回してもチャージする機械が見当たらないので、またゼッケンで誰もチェックしてくれない改札を通過。
降りた駅でももちろんチェック無し。
翌日のためにチャージ(ここではトップアップと言う)する機械を探して入金しておきました。

翌日はもうホテルをチェックアウトです。

2016年10月 1日 (土)

シドニーマラソン 1日目

9月18日、シドニーマラソンのハーフに参加しました。

昨年、シドニーに住む従妹に誘われたのですが、すでにツアーが定員に達しており、個人で行くとなるとかなり割高なので断念。今年は早くから割安なツアーを探しておきました。割安なだけあり、金曜日夜に出発、土曜日朝着、日曜日にマラソン、月曜日夜出発、火曜日朝帰国という行程です。

出発10日前のランニング中にふくらはぎに軽い肉離れが発症し、国内の大会ならば回避するところですが、ツアーにも申し込んでいるので観光だけでもと思いキャンセルはせずに出発当日を迎えましたが、何とか痛みも無くなり走れるようになったのでスタートだけはできるだろうと挑戦することに。

金曜日はたまたま東京ビッグサイトの展示会視察があり、終了後そのまま羽田空港まで行き、帰国日は朝5時半羽田着で家に帰ってから、また15時からの会議に出席というハードなスケジュールでした。

オーストラリアに行くのは初めてでした。
入国の際は、パスポートは機械でセルフチェック、顔は自動認証と初めての体験なのでちょっとドキドキ。
オーストラリアの税関は食べ物の持ち込みにが厳しく、肉、卵製品、種子類の持ち込みは禁止です。ランニングシューズも土がついているため申請が必要です。
入国書類の持ち込みの項目にチェックをして申請するのですが、持ち込み禁止品が見つかれば没収されます。
私の場合、従妹が「じゃがりこ」や「抹茶味のキットカット」、「塩おかき」、そして問題になりそうな「カステラ」(なんで持ち込み禁止の物を要求するのか?)が欲しいということでトランク半分がお菓子類。
マラソンに参加するには似合わない量なので、中を見せろと言われたら英語が苦手な私としては説明が大変だなと思っていましたが、X線検査もされず通過できました。
最後に何人か一列に並び犬による臭いの検査、後で聞いたのですが麻薬犬と肉犬がいるそうです。これも無事通過し入国完了。

安いツアーとは言え、現地の日本人スタッフがホテルまでは送ってくれますが、チェックイン等は自分でしなければなりません。
また、到着が午前のため午後のチェックインまで荷物を預かってもらわなくてはなりません。これもなんとか通じてトランクは部屋まで運んでおいてくれるということになりました。
あとは、翌日のマラソンのためにゼッケンの受け取りをすれば準備OKです。
ゼッケンはタウンホールという場所まで取りに行くのですが、ホテルからは歩いて行ける距離。メインストリートを散策しながらタウンホールまで。

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マラソンがあるためか街には日本人も多く、他に中国、韓国の方も多く見受けられました。
中国の方は中国人街もあるので地元の方かも知れません。
ゼッケンの受け取りは日本人専用の受付があるため安心です。
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無事ゼッケンの受け取りも済み、昼食を摂るのですが、写真付きのメニューがないと良く分からないので、「一番星」という日本風ファーストフードでラーメンと牛丼。
日本人的な店員さんだったのですが、日本語は通じませんでした。

その後、従妹と合流してパディントンのフリーマーケットへ。
毎週土曜日に開催されているのでちょうど良いタイミングです。
バスに乗って行ったのですが、バスに乗る際に現金で従妹の息子が子供1人と大人2人分と言っておつりを求めると、そのまま乗れという手ぶりで、タダで乗せてくれました。なんと帰りのバスも同じです。
どうも公共交通機関では日本のSUICAと同じOPALというカードが普及していて、運転手はおつりを計算するのが面倒なようです。
マーケットでは大した掘り出し物は見つかりませんでしたが、お皿とスカーフを買いました。

パディントンからシティに戻りショッピング。
シドニーにもユニクロや無印良品がありますが、ブランド品となるようで日本の価格の2~3倍だそうです。輸入品は高いとのこと。
まずは娘たちからの要望のUGGの靴。従妹が事前に調査をしていてくれていました。
これはどこの店でもセール中で安いのですが、なかなかサイズが合うものが見つかりません。3店ほど回ってやっと2足ゲット。
1店で2足買うとさらに安くなるのですがサイズが無いのではしょうがない。

従妹と別れてから、スーパーマーケットでお土産を物色。
チョコレートのTIMTAMが半額近い値段だったので大量に購入してしまいました。
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ホテルに戻りチェックイン後、オペラハウスのあるサーキュラキーへ夕飯を食べに。
ちょうど夕食時で夜景も綺麗なので非常に賑やかでした。
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沢山のお店がある中で入った店には写真付のメニューはありませんでしたが、オージービーフをメインに注文し夜景を観ながら食事をしました。
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