経済・政治・国際

2009年10月 4日 (日)

グローバルフェスタ2009

2009

Photo_3 日比谷公園で行われたグローバルフェスタ2009に行ってきました。

この催しはJICA(国際協力機構)やJANIC(国際協力NGOセンター)が中心となって200以上の国際協力団体が活動を発表する展示会です。

主に発展途上国への援助、ボランティア活動が中心になります。

日頃、貧困国の子供達の食糧難などの記事を見ると何かしてあげたいと思いボランティア団体の資料を取り寄せたりするのですが、結局まだなにもしていない私なんです。パチンコなんて行って負けたりすると、なんでこんなことにお金を使ってしまったんだろうっていつも後悔します。私は生まれ変わり(輪廻転生)を信じています。次の生では豊かな国に生まれるとは限りません。そんな時国際協力が根付いてくれているとどんなにうれしいことでしょう。そんなわけでどんな協力があるのかと覗いてきました。

日本はボランティア後進国だと思っていましたが、今回のフェスティバルのボランティアの方も含めて、多くの大学生くらいの若い人たちが資料を集めていたり、活動内容を熱心に聞いているの見かけ、捨てたものでもないなと感じました。

当の私は、フードエリアで各種団体が販売している食べ物を買うことで貢献?してきました。バングラデシュの肉が沢山、ナンもついたカレー、そのほか、シシケバブ、フィージーの飲み物蜂蜜入りジンジャー、ガーナの串に肉とたまねぎを刺して焼いたものなどどれもおいしくいただきました。

私にはこんなことしかできなかったのですが、不思議に思ったのは、食べながら周りを見回すと、このフェスティバルに来ていながら、日本の露天商が売っているやきそばを食べている人が数人いたことです。やっぱり後進国?

2009年9月 3日 (木)

政権交代

民主党が大勝した衆院選挙。みなさんは投票されましたか?

自民党政権がずっと続いてきた日本でこんな大逆転が起こるとは思ってもいませんでした。有権者が自民党と言うより自民党の議員に対して愛想がつきたという感じがします。モスキート音ならぬ庶民の声が聞こえないお年寄り議員もだいぶ減り、若い議員や女性議員が増えたのをきっかけに国民の声を充分に反映して欲しいものです。

さて、今回の選挙結果で昔(中学か高校の授業で)習った狂歌を思い出しました。

「白河の清きに魚も棲みかねて、もとの濁りの田沼恋しき」

江戸時代、田沼意次が老中だった頃、お上に対する賄賂が平然と横行するような世の中だったが、田沼失脚後、白河藩の松平定信が老中となり乱れた世の中を引き締めるために質素倹約をモットーにきれいな政治を試みた、しかしうまくはゆかなかった。そんな時に昔を懐かしんで詠まれた歌です。人間も魚と同じように隠れる場所も無いと住みにくいのでしょうね。

民主党のマニフェストが良いと思って投票したのではなく、自民党がだめだから試しに民主党にやらせてみようと思って投票した方が多いと思います。やっぱり自民党の方が良かったと思われないように民主党さん、きれいな政治は必要ですが質素倹約はほどほどに