音楽

2016年4月13日 (水)

エリック・クラプトン ライブ イン 武道館

もうツアーはやらないはずのエリック・クラプトンですが、武道館でのライブです。

2014年に最後の来日かと言われていましたが、どうも世界ツアーはやらないということだったらしく、大好きな(お金の稼げる?)日本ではライブを続けてくれるようです。

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武道館に着いた17時頃から雨が降り出しました。
グッズ売り場が外にあり既に長い行列が出来ていましたがパンフレットだけは欲しいと思い雨に負けずに並んでしまい、結局、せっかく並んだのだからと帽子とトートバッグまで買ってしまいました。
Substandardfullsizerender_1 Substandardfullsizerender_2_2 Fairweather Low - Guitar rack - Keyboards / Vocals
今回のメンバーは
Eric Clapton
Andy Fairweathe Low - Guitar/Vocals
Paul Carrack - Keyboard/Vocals
Chris Stainton - Keyboards
Dave Bronze - Bass
Henry Spinetti- Drums
Dirk Powell - Banjo / Vocals
Michelle John - Backing Vocals
Sharon White - Backing Vocals

私はポール・キャラックしか知らないのですが、小さい公演ではこのメンバーでやってきたようです。
公演が始まって出て来たクラプトンは、なんとGジャンに三本線のジャージ姿とリラックスした格好です。

セットリストは
1 Somebody's Knocking
2 Key to the Highway
3 Hoochie Coochie Man
4 Next Time You See Me
5 I Shot the Sheriff
6 Circus Left Town
7 Nobody Knows You When You're Down and Out
8 I Dreamed I Saw St. Augustine
9 I Will Be There
10 Cypress Grove
11 Sunshine State 
12 Gin House
13 Wonderful Tonight
14 Crossroads
15 Little Queen of Spades
16 Cocaine
17 High Time We Went

知らない曲もかなりありました。
それもそのはず、まだ発売されていない新しいアルバムからの曲も4曲ほどあったようです。
知っている曲も新しいアレンジで、71歳になっても進化していることを感じました。
特に「I Shot the Sheriff」と「Wonderful Tonight」が良かったかな。
アンコール曲かと思ってた「Cocaine」で終わってしまったので、アンコールは何だろうと考えながら手を叩いていると、アンコールで始まった曲はポール・キャラックのボーカル曲。
これは、もう1曲あるなと思いましたが、なんと終了。
いつものメンバーが肩を組んでの挨拶も無し。

なんかいつもと違うライブの印象でした。
でも、最後かも知れないクラプトンを観られただけで満足です。


2014年11月26日 (水)

カルメン・マキ45周年

カルメン・マキ45周年

カルメン・マキを初めて聴いたのは中学生の頃「時には母のない子のように」の大ヒット。
アングラフォークというようなジャンルで、紅白歌合戦にも長い髪でジーパンとはだし?で出場してました。



その後しばらくしてカルメン・マキ&OZとしてロックシーンに登場したときにはビックリ。
こんなにも日本語がロックに乗るのかと思ったものでした。
その頃日本語がロックに乗るというと桑名将博のファニー・カンパニーか、加藤和彦のサディスティック・ミカ・バンドでしたが、OZは衝撃的でした。
この時聴いた「私は風」、ぜひライブで聴きたかったのですが残念ながら解散してしまいました。
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あれから早くも40年、桑名将博と加藤和彦は他界されましたが、カルメン・マキは健在でした。そして今回のライブではあのOZのメンバーも。
ワクワクして会場に向かいました。



恵比寿のLIQUID ROOM 、名前だけは知っていましたが初めてです。
あくまでもライブハウスですからそう大勢は入れないだろうと思っていたのですが、私のチケットの整理番号は600番台、しかも全席自由? 予感は当たりでオールスタンディング。
それも整理番号600番台で入場した時にもまだ入場待ちの方が大勢います。
おそらく800人位入ったのでしょう。周りを見回すと年齢層は結構高く、バンドやってますってや、音楽業界に携わっていますという感じの方が多いようでした。



第1部はいきなりスペシャルゲストのCherのバンドを従えてカルメン・マキの登場。
昔のスリムな体型ではありませんがその分パワーがあります。
途中からこれまた好きな金子マリさんがバックコーラスで参加。
そして、シークレットゲストとして小暮Shake武彦さんも加わりました。
でも、この中で知っていた曲は「Rock'n Roll Star」と「1999」くらいでした。



第2部はOZ解散後のLAFFと5Xとのステージ。
この頃のバンドは良く知らないので知っているメンバーも曲もありません。
でも「Easy Come Easy Go」は良かったかな。



第3部はいよいよOZの登場。
ギター春日博文、ベース川上シゲ、ドラムス武田チャッピー、キーボード厚見玲衣にカルメン・マキ
ステージ上も観客も高齢ではありますがお目当ての登場に熱気ムンムン
1曲目は「崩壊の前日」、パワーに圧倒されつつ2曲目の「6月の詩」、イントロから盛り上がっちゃって。
3曲目は大作「閉ざされた町」そして4曲目はあの「私は風」へ
この曲がライブで聴けるなんて思ってもみませんでした。
4曲だけでしたが曲も長いので大満足です。



アンコールは再度Charが登場してスローバラードで「いつまでも」を。
そして出演者全員がステージに揃って挨拶後、春日博文がもう1曲行こうよとばかりにアピールしますがカルメン・マキはそのまま退場して終了。

約3時間半のステージ長いライブ。
気が付くとずっと立ちっぱなしの為ふくらはぎがパンパン。
そういえば途中立っていられなくて抜けってった人もいましたね。
高齢者にはちょっと厳しいライブでした。



マキさん最後にOZのステージはこれで最後だというようなことを言ってました。
寂しいですね。
50周年もやりましょうよ。
いくつになっても見に行きます。
でも、今度は座れるところでね。



2014年9月 7日 (日)

東京JAZZ2014

昨年に引き続き、今年も東京JAZZを聴きに国際フォーラムに行って来ました。
このJAZZフェスティバルはビッグなアーティストが何組も出演する割にチケット代が安くお得です。
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昨年はチケットの購入が遅くて良い席ではなかったので、今年は先行予約で購入しました。
今年は9月6日の土曜日が出勤日のため7日の日曜日夜の部の上原ひろみ、アンソニー・ジャクソン、サイモンフィリップスのトリオを聴くつもりでした。
ところが、チケット購入後しばらくして東京JAZZのオフィシャッルHPを覗くと、なんと6日の夜の部にチャカ・カーンの名前があるではないですか。
そういえばチケットを予約するとき土曜日はバンドが少ないなと思っていたのです。

まだ6日のチケットは購入が可能でした。でも、もう7日のチケットは手元にあるしどうしようかと思い、一緒に行く専務に相談するとやはり専務もチャカ・カーンが観たいと言うことで、6日のチケットを購入、7日のチケットはオークションで売って売れなかったら2日間行くということにしました。
6日の出勤日はどうするかって?半日有給休暇を使用しました。
幸い7日のチケットはオークションで原価で買っていただきました。

さて、当日の出演者、最初は高中正義
メンバーは稲葉ナルヒ(g)、松原秀樹(b)、宮崎まさひろ(ds)、小島良喜(key)、斉藤ノヴ(per)、青柳誠(sax)
まずは「前座の高中です」と笑わせてくれましたが、演奏は栄光の頃とあまり変わらず懐かしい感じすらしました。

次はベイビー・フェイスことケニー・エドモンズ
彼の曲はエリック・クラプトンの歌っている「Chenge the World 」しか知りません。
最後に歌ってくれました。クラプトンの大ファンではありますが、やはり本家のベイビー・フェイスの方が良いです。

最後にチャカ・カーン
もう60過ぎの太ったおばさんですが、今でも声量と高音は健在です。
まずはチャカ・チャカ・チャカ・チャカカーンで始まる「I feel for you」
途中は知らない曲ばかりでしたが、一緒に行った専務は若い頃に演奏したことがあるということでした。
でもそこはソウルの大御所、知らない人でも楽しませてくれます。
最後は「Ain't Nobody」で締めくくりでした。

いつも思うのですが、東京JAZZのステージにはアンコールが無いことが残念です。

2014年4月 2日 (水)

リー・リトナー&ジャパニーズ・フレンズ

3月30日、鎌倉芸術館にリー・リトナーのライブを観に行きました。

当日は生憎の強風と雨、そして消費税アップ前の日曜日とあって買い物をする人たちが多いのか道路は渋滞。
途中で電車にすれば良かったかと思う状況でしたが、なんとかギリギリで開演に間に合いました。

鎌倉芸術館という名前なのできっと鶴岡八幡宮の近くなのかと思っていたら、なんと大船駅の近く、それも中に入ってみたら以前に平山郁夫のシルクロード展を見に来たことがある会場でした。
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リー・リトナーを観るなんて30年ぶりくらいです。
当時はクロスオーバーなんて呼ばれていた音楽がフュージョンに変わる頃だったような。
ジェントル・ソウツというバンドで、「キャプテン・フィンガーズ」なんて曲を夢中で聴いた覚えがあります。
今回はジャパニーズフレンズということで、渡辺香津美(ギター)、カシオペアの神保彰(ドラムス、寺井尚子(バイオリン)とベースがエイブラハム・ラボリエル、キーボードにパトリース・ラッシェンというメンバー。
このメンバーでS席5500円は安いと思いませんか?
そして、ジェントル・ソウツの頃の曲が中心ということで思わずチケットを購入してしまいました。

リー・リトナーは歳は取りましたが最近でも写真で見かけるので驚きませんが、久しぶりに見るパトリース・ラッシェンはずいぶんと小太りのオバチャンになってました。
昔はキュートなお嬢さんだったのに。という自分もおじさんですが!

なんの予習もせずに行ったため、30年も経つと曲は分かるのですが曲名が思い出せません。まして昔のままではなくアレンジされているのですから。
「シュガー・ローフ・エキスプレス」、「キャプテン・フィンガーズ」、「リオ・ファンク」、「キャプテン・カリブ」そして、渡辺香津美の「ユニコーン」なども演奏されました。

私は感覚的に弦を擦る楽器はあまり好きではないのですが、寺井尚子のバイオリン演奏を聴いて見直してしまいました。
そして神保彰のドラム、今回はオーソドックスなドラムセットでしたが、手が3本あるのではないかと思わせるようなドラムテクニックは凄いです。

ここ数か月、クレージー・ケンバンド、エリック・クラプトン・ローリング・ストーンズといろいろなジャンルを聴いてきましたがフュージョンもいいですね。

2014年3月 1日 (土)

ストーンズ最高

8年ぶりのローリングストーンズ来日公演に行ってきました。

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会場は東京ドーム。
会場に到着したのが開演予定の10分前でしたがドームの外は大勢の人でいっぱい。
ストーンズの場合はグッズ売り場が会場の外にあるためチケットを持っていない人でも購入が可能ですが、チケットを持っている方々も絶対に予定どおりに始まらないという確信を持って並んでいると思われます。
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そういう私も確信を持って余裕の10分前到着です。
ストーンズの場合はそれが当たり前、1時間近く待たされる場合もあります。
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今回はメンバーのミック・ジャガー、ロン・ウッド、キース・リチャード、チャーリー・ワッツに加えて元メンバーのミック・テイラーも参加しています。
サポートメンバーのキーボード、チャック・リーヴェルもオールマンブラザースの頃から好きです。

予想通り30分遅れで開演、メンバーが現れる前に暗転し、光と音で盛り上げるのでいきなり総立ち。
1曲目は予想していた Start Me UpではなくGet Off of My Cloud

セットリストはこちら

Get Off Of My Cloud
It’s Only Rock ‘N’ Roll
Tumbling Dice
Wild Horses
Emotional Rescue
Doom And Gloom
Bitch
Band Introductions
Slipping Away
Before They Make Me Run
Midnight Rambler
Miss You
Paint It Black
Gimme Shelter
Start Me Up
Brown Sugar
Jumpin’ Jack Flash
Sympathy For The Devil

ENCORE
You Can’t Always Get What You Want
(I Can’t Get No) Satisfaction

ミック・テイラーは1曲目からいるのかと思ったら見当たりません。
7曲目のBitch はファンのリクエストによるもの。
ミック・テイラーは9曲目のキースのボーカル曲から登場。紹介された時一瞬ベンチャーズのメンバーかカントリーのおっさんかと思うような太り方。鍛えていると思われるミック・ジャガーとは正反対です。
この曲と次の曲Before They Make Me Runでもミック・テイラーの目立った演奏はありませんでしたが Midnight Rambler ではミック・ジャガーのハープとの掛け合いがあり、この時だけ目立っていました。やっぱりこの人はブルースだという印象です。
ミック・テイラーはこの後アンコールの Satisfaction まで引っ込んでしまいます。

この後はいつものお決まりの曲のパレード。
Gimme Shelterでは女性コーラスのリサ・フィッシャーのシャウトしたボーカルが最高。
8万円のGC席だったら最高だろうと僻んでしまいました。

Sympathy For The Devilが終りアンコールが始まるとYou Can’t Always Get What You Wantでは合唱団の美しいコーラスから始まりますが照明が当たるとなんと日本人。
後から分かったのですが、洗足学園音楽大学の「洗足フレッシュマン・シンガーズ」とのこと。いつ練習していたのでしょう?秘密だったのか?

そしていつもの(I Can’t Get No) Satisfaction で締めくくり。
あっというまの立ちっぱなしの2時間でした。

キースがミスっていたり、ハウリングが多かったりはありましたが、初日で御高齢ということで。

終って会場の外に出てみるとこういうオッサンが大勢いました。
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公演は3/4と3/6のあと2回だけ。
当日券ありそうだし行きたいな~。

2014年2月25日 (火)

ストーンズがやってきた

8年ぶりのローリングストーンズの6度目の来日公演。
ストーンズ専用機でアブダビから羽田に到着。

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待ちに待った日本公演は3日間しかありません。

ミック・ジャガーは70歳ですよ。
先日のエリック・クラプトンと同様、最後の来日になると言われています。
今回は初期メンバーのミック・テイラーも一緒なので楽しみです。

3日間とも行きたいのですが平日なので明日の初日だけで我慢です。




2014年2月23日 (日)

エリック・クラプトンライブ

横浜アリーナへエリック・クラプトンのライブを観に行ってきました。
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クラプトンは今回で20回目の来日公演、でも今回が最後と言われていますので見逃す訳にはゆきません。
思い返してみれば初回の来日公演は私が高校生の頃、当時はチケットぴあなど無く大都市のプレイガイドに並ばなくてはチケットが手に入りませんでした。
高校生の私達は一人犠牲にして授業をサボらせ都内のプレイガイドに買いに行って貰いました。
その後の来日公演は逃したことがないので20回皆勤です。

さて今回のステージ,まずはメンバー
Eric Clapton  (Gu&Vol)
Paul carrack  (Key&Vol)
Chris Stainton (Key)
Nathan East  (B)
steve Gadd  (Ds)
Michelle John (BackVol)
Sharon White  (BackVol)

いつもと違うのはギター1本にキーボード2人、いつもと同じなのはドラムスのスティーブ・ガッド、キーボードのクリス、バックボーカルの2人の女性。
ちなみにポール・キャラックはイギリスのシンガーソングライターです。

今夜のセットリストは
Pretending
Key to the Highway
Tell the truth
Hoochie Coochie man
Honest Man
Wanderful Tonigt
I Shot the Sheriff

Driftin
Nobody Knows You
Alabama Woman
Layla
Tears in Heaven

How Long
Before You Accuse Me
CrossRoads
Queen of Spades
Cocaine
 (アンコール)
High Time

Driftin~Tears in Heavenまではアコースティック
Honest Man、How Long、そしてアンコールのHigh Timeはポールのボーカル

毎回アレンジを変えて演奏してくれますが、今回のTears in Heavenはレゲエ調でした。Laylaはアコースティックでは無くエレキでやって欲しかったですね。
そしてアンコールのHigh Timeはいい曲なのですが、ボーカルがポールだったので、きっともう1曲あるのだろうと思ったら1曲でおしまいでした。残念!期待してしまっただけに消化不良気味です。

この後、愛知、大阪と回ってもう一度武道館があるのですが、なぜあと1日だけの武道館の為に器材を再度セットするのかが気になるところです。この日は何か特別なことでもあるのでしょうか?
もう生で観られないのかと思うと28日も行きたい。でもストーンズも行きたい。

よく考えたらクラプトンが活動を停止する訳ではなくワールドツアーはやめるとのことなのでアメリカまで行けば観られるんですよ。行ければね。

2013年11月19日 (火)

スィート・キャロライン

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ニール・ダイアモンドの「スイート・キャロライン」
44年前、私が中学校の頃に深夜放送を聞いて気に入って買ったシングル盤レコードです。
押入れの奥から出してきました。

買った当時は知らなかったのですが、この「キャロライン」はなんとアメリカ駐日大使となるジョン・F・ケネディのお嬢さん、キャロライン・ケネディさんのことだそうです。

当時はすごく可愛かったようです。
あっ今も?

2013年9月10日 (火)

東京JAZZ 2013

8日の日曜日、東京国際フォーラムの東京JAZZに行って来ました。

6日から開催されているJAZZフェスですが、私の目当ては8日昼の部。
マンハッタントランスファー、ラリー・カールトン&ブルースオールスターズ、そしてボブ・ジェームス&デビッド・サンボーン、スティーブガット。
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この3バンドを観れてS席(2階席ですが)8500円は安いと思います。
今回は、最近音楽で話の合う、わが社の専務と一緒です。

開演は13:00からなので、まずは中庭のフードコートでビールを飲みながら、NHKのブースや屋外ステージでの無料演奏を楽しんでいると、知らぬ間に昼間からビール3杯。
かなりいい気持ちで会場へ。

席は2階席の3列目。2階席はだいぶせり出しているので1階席の後ろの方よりもいい感じです。
ステージはこんな風に見えます。
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ちょっと遠いですが左右に大きなビジョンがあるので大丈夫。

さて、最初はマンハッタントランスファー、メンバーの一人ティム・ハウザーが病気のためトリスト・カーレスに変更になっています。
オープニングは私の好きなバードランド。
歳はとってますが、歌声は変わりません。
彼らの場合、歌というよりも楽器に近いのですばらしい演奏でしたと言いたいです。

2番目にラリーカールトン&ブルースオールスターズ。
こちらもベーシストが息子のトラヴィス・カールトンからシェーン・テリオに変更になっており、知らぬ間にホール&オーツのジョン・オーツがゲストになっていました。
オープニングはラリーのソロギターで始まり、2曲目が「フライディ・ナイト・シャッフル」、3曲目がここで聞けると思わなかったクルセイダーズの「ママ・トールド・ミー」
そのあとゲストのビル・ラバウンティのブルース曲を2曲。

ここまでは非常に良かったのですが、このあとジョン・オーツが登場するとブルースからいきなりカントリーに変わってしまい、ラリー達がバックバンドのようになってしまいました。
それも3曲も歌うし。
最後にジョン・オーツ抜きでもう1曲演ってくれれば口直しになったはずですがそれもなく、「なんで今日お前が出てくるんだよ」と言いたくなりました。
ホール&オーツは嫌いではないのですが今日は遠慮して欲しかったなあ。

最後はボブ・ジェームス&デビッド・サンボーン、スティーブ・ガット、ジェームス・ジーナス。
私のボブ・ジェームスの印象はエレクトリックなんですが、この日はアコースティック。
ステーィブ・ガットもロックからジャズまであらゆるライブで見ますが、アコースティックで見たのは初めてです。
曲名は全然判らなかったのですが、アコースティックだと思えないような迫力でした。
デビッド・サンボーンはほとんど吹きっ放し、スティーブ・ガットのお決まりのドラムソロもあり大満足でした。

でも、やっぱりジョン・オーツが!

2012年11月29日 (木)

ユーミン&プロコルハルム

パシフィコ横浜でユーミン&プロコルハルムのライブを観てきました。
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ユーミンの音楽はプロコルハルムが原点だということで、ユーミンが40年間夢に見ていたプロコルハルムとの共演が実現しました。

私はユーミンは好きな方ですし、プロコルハルムは私の世代の少し前ですが、彼らの「青い影」には意味も解からず心を揺さぶられます。
でも、それぞれ単独の公演だったら行かなかったと思います。

「青い影」しか知らず、初めて観るプロコルハルムは想像していたよりすばらしいバンドでした。R&Bとプログレッシブの中間といった感じです。
ギター、ベース、エレピ、オルガン、ドラムスの構成ながら重厚感のあるサウンドで、ミキシングの違いがあるとしても、ユーミンのバンドが霞んでましたね。

ユーミンは「ひこうき雲」や「ベルベットイースター」など荒井由美の頃の曲を中心に歌い、プロコルハルムとの共演の場面では彼らが、ユーミンの「ひこうき雲」と「翳りゆく部屋」に英語の歌詞をつけて歌いました。
ユーミンがプロコルハルムの影響を受けていると言っているように、「ひこうき雲」はパクったのかと思うように似ていることに初めて気づきました。

「青い影」は途中とアンコールで2回演奏されどちらもユーミンが一番を歌い、2番以降をゲイリーが歌ってましたが、私としてはゲイリーに一番を歌って欲しかった。もしくはアンコールはユーミンなしで聴きたかったな。(ユーミンファンごめんなさい)

最後、ユーミンも夢が叶って涙ぐんでいました。

余談になりますが、近くのランドマークタワー1Fにはユーミンとコラボのクリスマスツリーが、クイーンズスクェアには「ゆず」とコラボのクリスマスツリーが飾ってあります。

こちらがユーミン
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こちらが ゆず
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