ツールド伊勢原
昨日、関東デイラリーシリーズ第一戦、ツールド伊勢原が開催されました。
主催は[Team AZUL]
[AZUL]といえば昔ジェミニZZRなんてをラリー車にするのを得意としていたショップですよねって、そんな昔の頃しか知らないのですが。
JAF公認のクローズドラリーですが神奈川県では唯一のラリーです。
ラリーと言っても速さを競うラリーではなくアベレージラリーと言う指示された速度にいかに正確に走るかを競うラリーです。
簡単そうに思いますが、一般公道を使用するので信号もあるし、一般車が間に入ってしまうこともあります。
そこで大変なのが、ナビゲータです。
コマ地図という地図を見てドライバーに曲がる方向を指示しながら、今、指示速度から何秒早い、又は遅いかを計算して加減速の指示をしなければなりません。
チェックポイントと呼ばれる時間を計測する場所は公表されていないので、早めに走っていてチェックポイントに早く着いてしまっても減点になります。
ナビゲータの腕を競う計算ラリーです。
最近は知りませんが、昔の大学主催のラリーなどは、「この交差点の何キロ手前から速度何キロで走りなさい」なんてのもあって過去に遡って再計算しなければならない設定もありました。このような場合はナビゲータは2、3人必要です。
さてツールド伊勢原は2014年から開催されていたようですが、私は全然知りませんでした。
最近は自動車雑誌をほとんど読まないし、昔よく購入していた「プレイドライブ」誌も本屋さんに売っていないですからね。
今年は朝日新聞の地方版に記事が載っていてこのラリーを知りましたが、生憎昨日は「スワローズ検定」なる何にも役に立たない試験を受けに行く予定があり、ラリーのスタート、ゴールを観ることが出来ないので朝早くエントラントが集合する時間を見計らってスタートの伊勢原運動公園駐車場に行ってみました。
JAF公認とは言えクローズドラリーなので、JAF公認車両ではなくても参加が出来ます。
ですから参加車両は軽トラからスーパーカーまで色々な車両が出ています。
私が昔乗っていたA175Aランサーターボなど懐かしい車もありました。
車の装備としては基本的にm単位で計れるトリップメータと電卓又は卓越した暗算能力があれば競技が可能です。
各車の助手席を覗いてみると、トリップメータと電卓2個が張り付けてある簡単なものから、昔懐かしいラリーコンピューター(ラリーに特化した計算機)を装着している車もありました。
最近ではスマホやタブレット用のアプリもあるようです。
エントラントの皆さんもラリコンを付けている車にはそれなりの年齢の方が多いようです。
若者はスマホやタブレットですね。
私も30数年前、ラリコンなど買えなかったのでカシオのポケットコンピュータでラリコンもどきを作成したことがあります。
PCに距離を外部入力出来ないので、時間ごとに正解距離を表示させトリップメータと比較するもので、我ながら良く出来たと思っていましたが実戦での使用はありませんでした。
こんな車達を見ていると私も参加して見たくなります。
来年のシリーズ参加を目指して[AZUL]さんに相談に行ってこようかな。
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